2回前の投稿で「よく相談事が重なる」と書いたばかりですが、また似たようなことがありました。
「メンタルって、どうやって鍛えるのが良いのか?」
1回前の投稿に書いた大坂なおみ選手の話題もきっかけの1つでしたが、今回はスポーツの世界だけでは無く、働き方改革などで賑やかな仕事も含め、生活全般のお話。
そんな話題が重なりました。
心・技・体、バランスが大事だという話があり、私もそう思います。
身体はもちろん鍛えられますし、技も学び練習を繰り返すことで強化できます。
さて、心はどうすれば? というのが今回の話題のきっかけ。
話の中で出てきたメンタルを鍛える方法の1つとして、目標は叶う値に設定し小さな成功体験を積んで『勝ち癖』を作る、そして自信を築いていく、という方法。
う~ん、実は私、それやってたことがあります。
上手くいかないとは言いません。が、
時間がかかりすぎます!
私は途中で面倒くさくなりました (笑)
その後、学んできた中で気付いたことがあります。
「心を鍛えようとするのは間違いだ!」
今まで身体を鍛えていなかった人が、いきなり鍛えようと考えても、なかなか続きません。
いきなりスキルを身に付けようと、何かを学ぼう練習しようとしても、やはりなかなか続きません。
いきなり『鍛える』という考えは、やはり始めにくく、続けにくいものなのです。
技・体は鍛えた結果を測る手段があるので、モチベーションを持ち続けやすいのですが、心の強さは今現在測る方法は無く、数値的目標にできません。
『心を鍛える』ことは目標にしにくいのです。
どうすれば心を強く持てるのか?
やはり、何のために心を強く持ちたいのか?と考えることが必要です。
多くの人が目標設定で近すぎたり小さすぎたりする失敗、「心を鍛えたい」は正にそんな失敗例の1つです。
心の持ち方でも目標設定はとても大切で、認知科学視点で設定することで強く持ち続けることができます。
ところで、私は『脳と心』のことを『マインド(mind)』と呼んでいます。
『メンタル(mental)』とは少し違うニュアンスなんですね。
メンタルトレーニングは前述の方法だけでは無く、他にもたくさんあると思いますが、マインドという言葉を使う当社のようなコーチングとは、やはりアプローチが違います。
当社のコンテンツに、メダリスト式イメージトレーニングのセミナー編と個別実践編があります。
何のために心を強く持つのか、目標設定の重要性からしっかりと伝えています。
「心を、鍛えたい。強くしたい。メンタルトレーニングを受けたい。」
と考えている人にとっては、思っていた事と違うと感じられるかも知れません。
それでも、今年からバージョンアップしたこれらのコンテンツは、あなたにとって、大きな成果をもたらすでしょう。