このサービスの強みの1つである『認知科学 (Cognitive Science)』とは、人の思考プロセスを科学的に論じたものです。

 人が五感で捉えた情報を、脳(心)がどのようにその情報を処理し、次の思考や行動に至るのか、その過程を科学的に調べまとめられたもので、『科学』であることから、極めて論理的であり、かつ原理原則に則ります。

 これは、再現性に優れているということであり、人であれば同じ現象が起こるため、誰にでも一定以上の効果をもたらすことができます。

 過去データや経験を基にした手法とは大きく異なり、時間が経っても古くならず長い将来にわたって応用し発揮できる、未来に働きかけることができるということが、他の手法にはない大きな特長です。

 だからと言って、私のコンテンツを知恵として取り入れるために、認知科学を理解しなければならない、ということではありません。

 本来、世界でトップレベルの頭脳を持つ学者達が研究を続けている分野、ようやく私たちが利用できるように、解りやすく説明ができるようになったということ。

 私は皆様より少しだけ早く、認知科学の使い方を知り、それを広げる立場にいるというだけです。

 13歳からの教育プログラムにも応用されており、そのプログラムで多数登壇している私が、具体的な考え方や行動に落とし込んでお伝えしますので、ご安心ください。

 

 認知科学は、1970年代に当時の人工知能の開発のため、『脳と心』について研究されたことが始まり。

 コンピュータープログラムとして構築するために、人の思考プロセスを、関数(数式)化することに挑戦しました。

 諸事情により、この思考プロセスの関数化による人工知能の実現は、一旦中止になりましたが、人の思考プロセスを関数として扱うことは便利だということで、認知科学はこの関数主義をトレンドに研究され続けてきました。

 認知科学による、思考のプロセスとはどのようなものでしょうか?

 人は、五感で情報を得たと『意識』します。
 その情報を『無意識』に問い合わせます。
 『無意識』からの返答によって判断し、私たちは次の思考や行動を『意識』します。

 こうしてみると、人の思考のプロセスは、ほぼ『無意識』の中で行われていることが解ります。

 意識と無意識はよく氷山に例えられます。
 意識と比べて、無意識の方が圧倒的に支配的であると、あらゆる研究結果から知られています。

 無意識の振る舞いを理解することで、私たちは『脳と心』の大きな力を引き出す方法が判ったのです。

 認知科学という本来理解が難しい学問が、私たち一般の人でも使いやすいように熟れてきたのは、今世紀になって10年近く経ってから。

 まだまだ世の中に出ていない、最先端の知識です。

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