※ この投稿は、メールマガジンの内容を抜粋し、文章を整えたものです。
ここ数日で、2020年に行われる予定だった東京●リンピック，●ラリンピックが約１年延期されると決定され、この週末には今まで以上の行動制限要請が伝えられました。
新型コロナウィルスは、目まぐるしいほど、私たちの生活環境に思いがけない変化をもたらしています。
●リンピック，●ラリンピック選手とその関係者も、開催の延期が正式に発表されたことで、様々な想いが沸き上がっていることでしょう。
そもそも不平等で理不尽
そんな発表の前に、次のような海外(確かヨーロッパ)の代表選手がインタビューに答えている報道を見かけました。
「私たちの国の選手は新型コロナウィルスの影響で十分な練習ができない。このまま予定通りの日程で開催されると不利だ。延期して欲しい。」（テロップより）
この選手は国や周囲の期待を背負っているため、このような発言になったのかもしれません。
ですが、私ははっきりとその意見を否定します。
競技者のトレーニング環境は、そもそも理不尽なほど不公平です。
家庭環境の違いで、始められる競技種目が違います。
プレゼンテーションの優劣で、資金調達具合が違います。
国を挙げて選手を育てる大国もあれば、未だにアマチュアリズムを重視する国もあります。
元々の才能や実力など関係なく、最高の環境を手にする者が最も金メダルに近づける、それが競技の世界、●リンピック，●ラリンピックも例外ではありません。
選手達が置かれている環境は、そもそもが不公平。
むしろ、今や世界中で広まっている新型コロナウィルスの影響の方が、公平かも知れません。
人それぞれ異なる環境や条件下で、それらを全て含めて、いかに他選手より優れていることを証明することができるか、それが競技なのです。
私たちも同じ
さて、これは、スポーツのことに限った話ではありません。
人それぞれが置かれた環境や条件は、そもそもが不公平から始まっています。
公平であるべき、と考える気持ちは間違っていないと想います。
理不尽に、怒りを覚える気持ちも解ります。
そう想ったあなたは、とてもいい人です。
その気持ちは大事にしてください。
しかし残念ながら私たちは、生きていると不公平な扱いを受け、理不尽な目に遭ってしまうのです。
それらに負けない、強い心を育ててください。
本来あなたが、何を想いどのような気持ちを育て心を形成していくのか、あなたの中では最も自由にできるはずなのです。
無防備では介入されてしまいますが、脳と心の仕組みさえ理解していれば、誰にも邪魔をされない領域です。
今から心を強くすることは、いくらでも可能です。
●リンピック金メダル獲得数でギネス記録を持つマイケル・フェルプス選手、彼を育てた元アメリカ水泳代表チームのヘッドコーチは私の兄弟子であり師匠に当たります。
そのヘッドコーチが言うには、
「フェルプス選手が他の選手より圧倒的に優れていた点は、マインド(脳と心)の強さにつきる。」
とのことでした。
新型コロナウィルスによる私たちの生活への影響は、まだしばらく続きそうです。
そのような中、私(当社)もこの状況に対応すべく、新しいものを取り入れ変化してしていこうと色々と考えております。
追加のキャンペーンをもうすぐお伝えできる予定ですし、セッションやセミナーをオンラインで行えるよう進めています。
詳細決まりましたらお知らせしますので、楽しみにお待ちください。
永年に亘る認知科学の研究と、それを元に実践してきてくれた先人達のおかげで、逆境に立ち向かえる強い心を持つ方法は、あなたのすぐ近くにあります。
ではまた。
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